健康的にをモットーに!マルちゃんの吞兵衛日記

三鷹生まれ三鷹育ちの三鷹市民

平戸市の日本酒と海の幸を巡る旅ー福田酒造と白石蒲鉾のコラボ-

はじめまして!お酒を楽しむことが趣味のマルちゃんです。仕事は農業関連と飲食店の見習いオーナーです。

 

この仕事をしていると、東京でも地方でも、皆から美味しいお酒のおススメを聞かれることがあります。そんな話をシェアしているうちに、皆から「おいしい酒を教えてください!」と言われることもあります。

 

ここでは、健康的にをモットー!に、酒好きな私が飲んだお酒の話を中心に、美味しいものを紹介していきたいと思っております。温かい目で見ていただければ幸いです。

 

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突然ですが、長崎県平戸市にある福田酒造はご存知ですか?

 

1688年創業、代表銘柄は、日本酒が「福鶴」「長崎美人」、焼酎が「じゃがたらお春」「カピタン」等です。

 

実はここの次男が大学時代の同級生ということもあり、今でも親交があります(主に東京でイベント開催する時に呼ばれるだけ)。

 

因みに、後述のとおり蔵と福田酒造が所有する二階建ての博物館の見学が可能。昔の酒造りの様子や、平戸藩のお殿様が使っていた道具類等貴重な資料を展示しております。試飲も可能ですが、地方の名家っぷりがパナいです。

 

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実は、そんなボンボンボンの彼がいる長崎県平戸市に彼の醸す酒と、贅沢な料理を堪能しに行きましたので、ここで少し紹介したいと思います。

*2015年9月当時

 

歴史好きな方であれば、1609年、日本で最初の海外貿易港としてオランダとの交流が始まった「歴史とロマン」が浮かぶ美しい島だと思うかもしれませんが・・・

 

ふるさと納税制度がスタートしてから、一気に注目を浴びた食の島ですよね。


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調べたところ、こういった平戸で育った鮮魚そして蒲鉾など特産品をカタログの発行やポイント制、クレジットカード決済などの導入準備を進めた結果、ふるさと納税の寄付を12億8千万円(2014年)も集めたらしい!

 

勉強になります!

 

因みに、最初に案内していただいた平戸瀬戸市場では、平戸の美味しいものが勢揃いでした。

 

地元住民曰く、規格外品も多いみたいだが、新鮮で安価な商品が多いゆえ、すぐ完売しちゃうそう。酒のあてが多くて、やはり地方はええな〜


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大航海時代の城下町だったゆえ、平戸発、日本初のモノが多いみたい。例えば、ビール、煙草、サツマイモだけでなく、西洋医学禅宗発祥、なんと!茶畑まで遥か海の向こうの文化から伝わってきたみたい。

 

そんな遥か海の向こうの文化が香りつつも、平戸の食は肉と魚の両方が堪能でき、とっても豪華なのです!

 

霜降りで柔らかくて甘い平戸牛、そして美しい海のエキスたっぷりの牡蠣、獲れたての天然ひらめやイカ、この地ならではの美味を堪能してきました。

 

また平戸の志々伎は魚の宝庫といいます。中でも対馬暖流がはぐくむ「うちわえび」は伊勢えびに劣らない美味です。

 

 

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そんな平戸の近海でとれた新鮮な魚をすり身にして、すぼを巻き、独自の製法で蒸す川内蒲鉾は、素材の良さと素朴な味わいが、広く親しまれています。

 

特に原料にこだわり、しっかりとした歯ごたえと上品な味と白さ、光沢が特徴です。

 

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そもそも川内蒲鉾は海外貿易の盛んな江戸時代に、地元の漁師が丸めて茹でられた魚で「はんぺん」を作った事から始まりました。

 

麦わらでくるみ蒸籠で蒸すようになったのは大正時代。麦わらのことを「麦すぼ」と呼んでいたことから名称として残っています。現在はストローでクルクルと巻かれています。

 

今も平戸市の川内地区では20軒ほどが手作りで、江戸時代から続く伝統の味を守り続けています。

 

朝一番で捕れた近海のあじ・えそ・あごをふんだんに使った新鮮で素朴な味わいが土地の人々に愛されています。

 

丸かじりしてほどよい歯ごたえを楽しんでも良し、上品に刺身仕立てで食べてもまた良しと海の香りと魚の風味がいっぱいつまったおいしさが◎


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カクレキリシタンの信仰場所としても有名だった生月島。福田氏曰く、平戸の雄大大自然で育った平戸牛は、高級和牛の代名詞みたいで、ここ生月島では、放牧されているのでストレスなく、しかも海風により独特の強い甘みが増すそうです。


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さて、地方の楽しみの一つはご当地ラーメンですよね。ここでパワーチャージして、最後はお待たせしました!お待たせし過ぎたかも・・・福田酒造です。


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日本最西端の酒蔵がある平戸島。特に、福田酒造の”じゃがいも”を原料とした焼酎は、北海道よりも早くから手掛け、平戸ならではの味を楽しむことが出来ます。

 

因みに、10年熟成した「カピタン」は、10年で原料が半分に減ってしまって勿体無いですが、ウィスキーのような濃厚でコクのある味なのに、なぜか和食と合うお酒です◎


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改めまして長崎県平戸市の老舗蔵元、福田酒造は「笑顔を作る酒造り」をモットーに、当主を務める14代目の福田詮氏の長男、竜也氏と、次男で同級生の信治氏の兄弟が米作りからこだわって醸しています。

 

テロワールを意識しているのか、原材料はすべて地元の平戸産とか?

 

水は、世界遺産長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産、「平戸の聖地と集落」に含まれている平戸市の最高峰、安満岳(やすまんだけ)の湧水。

 

米は、契約農家と二人三脚で地元の休耕田を復活させ、福田兄弟自らが栽培した「山田錦」を使っています(現在進行形なのかは?)

 

地元の原材料で醸す、平戸の風土に根ざした日本酒。それが「福田」のオールHIRADOの桃源郷


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今から400年前、日本で初めて西洋との交流が始まった開国の地・・・

 

ただ日本は神社があり、米があり、そこの風土に合った酒と酒に合う料理があると、地と地が異国のテロワールとかマリアージュとかと違った独自の文化があります。

 

時代に流されることなく、日本の良き文化を継承することは良いかと。食べて飲んで、応援宜しくお願いいたしますー。

 

 

 

 

美味しく!健康的に!をモットーに、皆様にとって良い情報を発信するよう努めますので、これからもよろしくお願いいたします。下記のリンク先では健康的な食品を紹介してますので、ぜひ一度試してみてください。