はじめまして!お酒を楽しむことが趣味のマルちゃんです。仕事は農業関連と飲食店の見習いオーナーです。
この仕事をしていると、東京でも地方でも、皆から美味しいお酒のおススメを聞かれることがあります。そんな話をシェアしているうちに、皆から「おいしい酒を教えてください!」と言われることもあります。
ここでは、健康的にをモットー!に、酒好きな私が飲んだお酒の話を中心に、美味しいものを紹介していきたいと思っております。温かい目で見ていただければ幸いです。
山梨県清里にある1971年創業のレストラン「萌木の村ROCK 」。シーズン中になると行列ができる観光名所でもありますよね!
そもそも清里といえば、80年代に『an・an』『non-no』に代表される女性誌が頻繁に取り上げたことにより、高原のリゾート地としてアンノン族が大挙して押し寄せる「清里ブーム」を巻きおこしていましたね。
私の両親も、まるでここは原宿か!?と勘違いしてしまうほど、清里全体が若い世代で賑わっていたとか..ただバブルの崩壊後は、ファンシーなゴーストタウンになってしまいましたが、清里高原の複合観光施設「萌木の村」と「清泉寮」はいまも盛況なイメージ。
県境にあり、お隣の長野県は野辺山高原では当社役員がレタスや白菜を栽培してますが、どちらも八ヶ岳の開拓精神がみられ、ここで成功した方々と話しているとアメリカの友人たちと話しているようで楽しいです!笑
因みに、ROCKの創業者であり、萌木の村株式会社代表取締役の舩木上次氏は「観光カリスマ」として業界では有名らしく、たまに会うとスーパーマンのTシャツ?を着ているお茶目なスーパーオヤジです。
もう50年も前のことでしょうか!?喫茶店ロックはドライブインとしてドライバーの憩いの場になり、そこで誕生したカレーはここの名物となっております。
年間150,000食オーダーされる自慢のビーフカレーは、八ヶ岳の恵みとこだわりが詰まっていて、同業者として得たいことがたくさんあります。
そして、ここの目玉のもう一つが清里高原のクラフトビール「八ヶ岳ビール タッチダウン」ですよね。当時、酒税法が改正されたことをうけ、小規模でのビール製造が可能になったことで全国で地ビールブームが始まりました。舩木氏もクラフトビールに興味を抱き、翌95年にはなんと!7億円の借金をしてブルワリー併設の新店舗建設計画を立てたとか・・・
「清里で日本一のビールをつくるためには、日本一の醸造長が必要だ!」
そんな熱い思いに口説かれて、清里にやってきたのが、当時キリンビールを退職したばかりのレジェンド山田一巳氏でした。醸造開発責任者として「一番搾り」や「ハートランド」を送り出した、日本屈指のビール職人です。
自分がうまいと思うビールをとことん追求することを掲げ・・・
▶八ヶ岳南麓地下160mから汲み上げたミネラルバランスのよい天然水
▶ドイツから手に入れた生酵母
など厳選素材を集め、ついに「八ヶ岳クラフトビール タッチダウン」が誕生しました。
月日は流れ、「プレミアムロック・ボック」がIBCインターナショナルビアカップ世界金賞、「清里ラガー」 がワールドビアアワード ワールドベスト 世界一位に輝くなど彼の功績は凄まじいが過ぎます。
そして、彼にあこがれてこの地にやってきたのが大学時代のサークルの先輩です。山田氏の魂を受け継ぎ、2016年からヘッドブルワーを務める松岡風人氏。
大学時代に「もともと動物が好きで獣医になりたかったから醸造学科はすべり止めで受けた!」と言っていたのが印象的だったが、顔に似合わないインテリ。
カープ好きで、地元広島に戻ってブルワリーを立ち上げたいと言っていたが・・・それも実現し、いまは立派な経営者です。
久しぶりに八ヶ岳に会ったときに比べると、スライムとメタルスライムほどの差があります。因みに、彼の共同経営者やデザイン全般のパートナー会社はすべて私の紹介でした。
ワインビール?だか、ビールワイン?の委託製造ができるブルワリーを探しているとデザイン全般をうけるパートナー社長が相談してきたので、う~~~ん!こういう面倒な案件は風人さんにふっちゃおー!と軽いノリでした。
その時、一緒に同行したのが彼の共同経営者だったと思う?たしか?
「あっ!?この人、滅茶苦茶しごと出来る人だ」という印象で、あれから紆余曲折がありましたが、二人で地元広島に帰り、広島は尾道でブイブイやっているそうです。
因みに、このメンバーで創った代表作が1杯目専用生ビール「ファーストダウン」です。嗜好品ゆえに好みは分かれると思いますが、ネーミング一つで爆発的なヒット(たぶん小さな界隈)に!風人さんのプロジェクトXの始まりの瞬間でした。
そして、アナザーストーリーズというか運命の分岐点をつくったのが・・・そうです!このマルちゃんです。
当時、写真のオリーブの浅漬けやザーサイなどを萌木の村に卸していて、それが結構売れてるみたいで社内からの信頼を得ておりました。
タッチダウンでは別にコンサルティング会社?がもう入っていて、新たな銘柄を出せない状態でしたが、ここはジャックバウアーばりの強引さで私が説得し、なんと!ファーストダウンが誕生したのです~
そして、皆の努力が実り、ファーストダウンがヒット!その時、間違いなく彼らの歴史が動いた瞬間でした。
この立役者である、、そう!オレオレ!えっ!?母ちゃん!オレオレですが、なんの見返りもいらないと言ってしまったのですが・・・一回ぐらい御馳走してよねー
*オチが長くなって、すみません
美味しく!健康的に!をモットーに、皆様にとって良い情報を発信するよう努めますので、これからもよろしくお願いいたします。下記のリンク先では健康的な食品を紹介してますので、ぜひ一度試してみてください。